園長あいさつ
思い遣りを実践する施設
北海道療育園は重度の肢体不自由と重度の知的障害を併せ持つ重症心身障害児者の方々が利用する施設です。当園で働いていますと重症心身障害児者の方々と共に生きることについて考えさせられます。利用者である重症心身障害児者も、お世話にあたる職員も一人では生きることができない「お互い様」です。お互い様である私たちが共に生きるうえで大切なことは、相手を思い遣ることだと思います。私は施設運営にあたり、当園は思い遣りを実践する施設でありたいと考えています。社会で生きられない者もここに来たら生きることができる、他所で働けない者もここでなら働くことができる、ここに来たら元気になって今度は相手を思い遣ることができる。そのような施設を目指しています。

園長 林 時仲
施設運営の考え方
- 利用者の選択肢・自己決定の尊重
- 夜間入浴の実施など生活リズムに合わせた日課の設定
- 月1回のお楽しみ献立のほか、各個人に合わせたメニューの提供
- 利用者の身体と衣類の清潔保持
- 宿泊旅行、ハイキングなど園外活動の充実
- 生活介護、看護、リハビリ、医療スタッフの24時間ケア
- 通園事業、短期入所事業、巡回療育相談、外来相談等在宅重症児(者)への支援